朗読(合成音声)動画を作ってみた

書いた作品を朗読(合成音声で)した動画を作ってみた。

朗読にしたやつは機密データ/IF_2026という短編最初の作品。

ブログサイトへの導線とかちょっとした広報として役割のつもり。実際に小さい字を読むより、聞いた方が早いし利便性や需要はこっちの方が高そう。ちゃんとできればの話だけど。

最初はポッドキャスト?みたいな音声のみのプラットフォームサービスにアップすることを考えたけど、とりあえずYouTube用に字幕をつけた動画を作って、音声は後で他にアップしてもいいかなと軽い気持ちで始めてみる。

結果――、それが思いがけず大変で途中で投げ出しそうだった。動画は結局30分越えの超大作になったものの、まあ素人制作が前面に出るデザインと、合成音声の間や字幕のタイミングがうまくいっていない部分が多々あり課題山積。

一番の問題は手間がかかり過ぎた。本業?の小説制作が疎かになるぐらい疲れたので、次を作るとしてももっと楽に作れるようにしないといけないかも。最悪はクラウドワークスやココナラで外注してもいいかも。今はそんなに作品数がないからそんな場合じゃないけど。

こういうのって流行のAIエージェントみたいので自動で作れたりするかな? 今回も申し訳程度にAI生成イラストと、それを少しだけ動かしたものを使ったけど、自分の望んだようにイラストを出すのは難しい。こっちはこっちで勉強とか研究が必要そう。

AI使えば何でも簡単にできる、とは思っていないけど、プロンプトを上手く使う人を『呪文使い』みたいな呼び方(若干の侮蔑混じりのネタ言葉)されるけど、こうした能力がまだまだ必要なのが現状っぽい。

可能であればシーンに合わせて挿絵を入れて動かし、BGMに効果音、他には画面のブレやノイズみたいな演出とか色々と可能性は感じるけど、できる気がしない。

というかこれができたら、もうそれはサウンドノベルゲームそのもの。さらに発展すれば漫画、映画となって小説っていう形じゃなくなってしまいそう。

そもそも文字のみの小説を漫画アニメ映画の下位互換みたいに言う人いるけど、イラストや映像化が技術的に簡単になるならそう考えちゃっても不思議ではないのかも。これは怒られるやつだけど、実際のところどっちが取っつきやすいかは明白だし。

まあ、それでも原作としての価値はかわらなそうだし、文字だけゆえのギミックトリックもあるし、軽量で最もスリムな物語提供媒体として、AI画像生成時のプロンプトジェネレータや基礎プロンプトみたいな立ち位置な感じで消えることはない・・・、と思いたい。

とりあず作ってみたけど他のやつはどうしようか検討中。イラストや短い動画がうまく作れるなら動画用を意識した作品を考えてみてもいいけど、どうしたものか。

ちよまつ (2025-10-01)

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