やっぱりキャンバスモードで小説書くの難しい

GeminiとchatGPTの2画面で編集できるキャンバスモードを使って小説を書いてみて、「これすげー」とはしゃいでいた情弱系物書きでしたが、このたび手のひらを返し、「やっぱり手で書いた方がはえー」となりました。
結論からいうと↓
・まず思考から反映までに時間がかかりすぎる

「ここ変えて」とか「こうして」と指示すると、キャンバスモードの右側のある成果物の欄への反映に現状30秒くらいかかる。自分の家のネット回線も問題かもしれないけど、細かく何度も反映させながら進ませるのは効率的じゃなかった。chatGPTの方が少し早いけど、やっぱり遅い。リアルタイムでAIと共同作業というのはもう少し待つ必要があるみたい。
もっとこう、【自分で書く→AI「これは?」「こうしたら?」→ふむふむ、じゃあこうして→AI「おかのした」と反映→∞】という流れがスムーズになるかと思ってたけど、一工程に数十秒かかるので、その間に何か他のことをするか、2窓して違う作品を同時に書いていくくらいじゃないと効率悪いし、待っている間に違うことを思いついちゃうレベルで集中できない。
まあ、これはもっと思考や反映が素早くなるまで待つしかなさそう。
・やっぱり文体が再現できない
これは前もった設定や指示の段階の話になるんだろうけど、こっちを研究している時間で何作も書けそう。そもそも自分っぽい文章って何?って話からして、その自分がよく分かっていない時点で難しい。
もっと大量にサンプルがあればいいけど、それが集まるまでは時間がかかる上に、その頃には違う文体になってそう。この研究は続けていった方が良さそうだけど、上手くいく日が本当に来るのかわからない。
・登場人物の発言に解釈違いが多々発生する
登場人物の性格に対しては詳細設定が必要になる。これをしっかり書いている暇があったらさっさと書いた方が早い。登場人物の性格、詳細な出自背景含む人物情報を用意するなら、多くの人数が出てくる群像劇とか物語進行の全てをAI任せるような形式が向いているのかも。逆に小さな物語では、設定を決めるためのAIとのやり取り方が多くなってしまいそう。
人物設定自体もAIと共同作業で詳細に作りこむもの面白そうだけど、現状だと頭にある人物とAIが出してくる言葉が一致しない、当たり前なんだけど。
・元ネタがある文章とかはその情報自体が必要になる
どこかのオマージュとか、明確に元ネタになるワードとそこで起こった事象などまで含んだ話になると、元ネタの説明からその経緯、今回使用するスタンスや方法まで伝える必要がある。
その上でもニッチな情報になると、今のAIはいい加減なわかったふりしがちだから、元ネタ・時事ネタ系はAIとの相性が悪いのかもしれない。

今書いている仮想追従の4話で使う予定の『鉄拳タッグ?であったチキンマーク』をオマージュした『鳥さんマークとそれを携えたプレイヤー』の描写を考えたけど、この本家のチキンマークが当初仕様不明で、後に判明する同じ技、同じ行動、バックダッシュなどを多用するプレイにつくどちらかという不名誉な称号だったのに、堂々とチキンマークを携えていたプレイヤーが多くいたという流れまで説明しなければならない、あるいは参考記事を探してもらうか参考URLを提示する必要があり、ちょっとのネタ文でめんどくさくってやってられない。
―――
と、こんな感じでキャンバスモードのメイン利用を諦めて、ある程度形になってからの最終調整とか、大幅なトーン変更をする場合があったときとかに用途を限定しようと思いました。
AIすごいんだけど、楽をするために楽じゃない道を通らされている感じがします。
まあ、コーディングとかデザインとかに使うようのものっぽいから、こんなものなのかも。そもそも小説なんかの文章コンテンツに特化したAIサービスを使っていないので、今度はそっちを試してみます。
ちよまつ (2025-10-28)


