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2002年頃、不景気の中で起こった空前のパチスロブーム。そんなご時世に学校を卒業し新社会人となった若者は、もっぱら仕事帰りのパチスロに勤しんでいた――。

長編小説 / 社会ふ適合

1話目 | 設定 | MAP | 公開-2025/3/17

29G目:消えていくもの

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寒空の下をパチンコ店からパチンコ店へと渡り歩いていく。

この前まで通っていた店の環境が悪くなった。新たに通う店探しの最中になる。

だが、どこもにたりよったりの一律調整。目安となるプロっぽい客の動向も今一つ。

全体的にみて玉プロはスロプロに比べて少ない。

同じパチンコではあるが玉の方は地味な作業の繰り返しになる上にスロットと異なり明確な出玉を調整する設定段階というものが今はなく若い打ち手から避けられている感じだ。

例え同じ時給、日当になる条件を出されても多くの若い打ち手はスロットの方を選ぶだろう。

玉の方は競争率の低さや頻繁な台移動の煩わしさがなく、目視で釘状況のあたりをつけ少しの確認作業を終えれば終日やることは変わらないというある種の安定感がある。その安定感を良しとするか退屈ととるかの違いなのかもしれない。

若い打ち手は動きと刺激のあるスロット、ある一定の年齢以上はじっくり取り組むぱちんこ、と自然な棲み分けができている。

店に入っては釘の状況や客たちの様子を観察していくだけだが肝心の交換率がわからなくて苦労することもある。

交換率はパチンコ店ごとに異なるがだいたい同じ地域なら似たようなものだ。

この辺りはスロットが5.5枚前後、玉は少し幅があり3円から3.3円くらいになる。本来のルールではスロットも玉も同等の交換率でなくてはいけないらしいが玉の方の交換率はスロットに比べて大きく設定されている。近頃はより交換率が高い店が増えてきていて交換ギャップがない等価交換なる店もあるようだ。

低と高、どちらの交換率が勝ちやすいか?というパチンコ打ちなら誰もしも考える問題がある。

この答えは状況によるとしかいえないが知識があり勝っている打ち手ほど低交換率を望むことが多いだろう。一般客との差をつけやすく、店の台扱いも緩くなりやすいので長い目でみれば付け入る隙が多く、打ちやすい環境が続くからだ。

一方で普通の客、とりわけ大きく負けている客ほど高交換率を望む。理由は勝った時に少しでも多い方が良いと考えるからだ。よく聞くのは低交換率の店で勝つと“損させられた”という感情が働くらしい。遠因ながらも勝てたのは低交換率ゆえの環境の良さであることは無視して、あくまで目先の勝利が他の店ならもっと多かったと嘆いて時に怒ったりする。

パチンコを打つ上で重要になる交換率だが最近では店員に聞いても『お答えできません』の一点張りで教えてもらえないご時世になった。

本来は交換率ではなく慣れた客が使う『換“金”率』という言葉に対しての態度だったのだろうが今では交換率と聞いても同じ対応をされてしまう。単に接客する人間が詳しく知らず、ただ言われた通りに対応しているだけなのかもしれない。

パチンコ店は換金という言葉にかつてより敏感になった。

法的にはパチンコ店は換金行為に関与していないらしい。実際に特殊景品を買い取ってもらう業者は別の企業になる。

だが客からすればどちらでもいいことだ。そんな背景が交換と換金という客からして同じようで店からすれば全く違うというややこしい言葉を作っている。

そんなパチンコ店で交換率を知るには常連のおじさんに聞くかタバコなどの売値がわかる一般景品から逆算してみたりする。

一通り見回ったら今度は通うに値するか考え何となくランク付けして店を出る。その繰り返しだ。

パチンコ店の環境はいつも同じようで実際はめまぐるしく変化し続けている。

この間まで打っていた店は1年近く通うことができた。だが先月辺りから徐々に調整が悪くなり先週の新装明けが散々だったので見限ることにしたわけだ。

別に急ぐ必要もないが寒さのせいで足が早まる。

視界の先には大きな駐車場と箱型の建物が見えてきた。パチンコ店だ。しかし、ここに寄ることはない。もう潰れているからだ。

近くまでくるとかつて駐車場だった場所には雑草が伸びて建物は黒ずみガラスドアは割られベニアで雑に塞いであるのが見えた。

ここは地域で1、2を争う繁盛店だった。

特にスロットが強い店でイベントとあれば夜中から長蛇の列ができる人気店。朝一の入場券を貰うための整理券のその整理券を配布するほど、多くの客が集まった。

だがスロットの4号機から5号機移行の変化に耐えられず、あっけなく潰れていった。

この辺りには、そういう元パチンコ店の残骸がいくつもある。たいていは他の企業に買われて違う店になったりするがその店も長くは続かないようだ。

かつて通った場所を横目に通り過ぎていく。

ようやく次の店に着くと逃げこむように店内に入る。冷たくなった手にその暖かさがしみる。

スロットコーナーをざっと見て回ってからぱちんこコーナーに入ると奇妙な違和感に襲われた。

すぐには気づけなかったが、その原因が何かわかった。

ドル箱だ。パチンコ店は必ずあるはずのドル箱を誰一人として使っていないどころか島に1つもないのだ。

台をよく見ると黒い筒状の物体が下皿辺りについている。おそらくは出した玉を吸い込ませるものだ。台の横にはそれを表示する小さなん液晶画面が付いている。

パーソナルシステム――、要は台ごとに出玉を精算できる設備だ。

これがあればドル箱を使うことなく、そのまま流した玉数だけをカードなどにてカウンターで交換することができる。都内などでは採用している店もあると雑誌で見たことがあるが実物を見るのは初めてだ。

人件費削減などのメリットはあるのだろうが出玉感が得られにくいという理由から今のところは普及していない。だが、これが主流になればドル箱を重ねる光景は過去のものになるだろう。

つい最近になってリニューアルオープンしたかと思ったら、こんなものを導入していたようだ。

少し感心しながら次の島へ入ると今度は見慣れたドル箱がそこかしこにあった。

どうやら一部の島だけの試験的な導入らしい。さすがに全台というのは無理があったか、あるいは単純に予算的な問題があったのかもしれない。

見慣れた光景にほっとしつつ釘などの状況を見ていく。

見ていくといっても他の店とそう変わるものではない。特に最近はどの店も同じ調整、つまりは一律調整にしている傾向だ。だから同じ調整でも若干マシな台を探す。中でもバラエティーコーナーにある元スペックが甘い台などは重点的に見ていく。他と調整が同じなら悪くない台もあったりするからだ。

ふと足が止まった。別にいい台があったからではない。

ハネモノだ。ハネモノがあった。

ハネモノとは他の一般的な液晶画面つきの台とは様相の違うぱちんこ台だ。このハネモノにはほんの小さい液晶画面しかなく、台の中央に役物と呼ばれる変わったギミックがついている。

役物の内部にはVと書かれた穴があり、そこに玉が入れば大当りという極めて単純な仕組みなのが特徴だ。

今はなくなってしまった現金機と呼ばれるものと並んでいた懐かしい記憶が蘇った。

釘の方を見てみるがよくわからない。まあ少し遊んでもいいだろうと席に座る。

打ち始めてどのストロークがいいか探っていると軽快な音とともに役物脇のハネが短く開いた。滑りこむように役物内に玉が入り、ほどなく点滅とファンファーレのような音がなる。

当たったようだ。役物内に入った玉を見失っていたが∨入賞口にすんなり入ったのだろう。見逃したことが悔やまれる。

幸先よく当たりを手に出来たがハネモノは気が抜けない。

パカパカとせわしなく開くハネに拾われて役物内に入ると払い出しがある。普通のデジパチでいう払い出しをするためのアタッカーと抽選を受けるヘソが一体になっている感じだ。

ハネモノはデジパチのようにぼけっと眺めていては大きく損をする。細かく止め打ちしロスを極限まで抑える工夫が必要だ。

当たりが終わると小さな下皿がいっぱいになった。400発はあるだろう。ハネモノは今の甘デジの当たりと似たような性能だ。確変などの機能がない分だけ当たり自体はそれよりもずっと軽い。

再び初当たりを目指すことになるが、まずは役物上部につくハネを開かせるためにワンチャッカーと呼ばれる場所に入れなくてはならない。

ハネに拾われるようにすることとワンチャッカー入賞しやすいストロークを探しつつ小刻みに開くハネのタイミングと飛んでいる玉を目で追う。

ワンチャッカーに入ると入賞音と共に少し遅れてハネが開放される。音を聞いてから打ち出しを開始する刹那のタイミングを計っていく。

最後にハネモノを打ったのはいつだろうか。もう覚えていないくらい前だ。なのに打ち方ははっきり覚えているものだ。

調子よく当たりを繰り返していくとまるでパチンコをやり始めた頃に戻ったような気がしてくる。

あの頃はカズキたちと朝一から並んでスロットのモーニングを狙いに行き、終わるとそのままハネモノコーナーで遊んだものだ。

モーニングとは店側が仕込んだ最初から当たっている台を用意するサービスのこと。

あの頃は開店1時間経つまでメダルを移動も流すことも禁止するハウスルールがあった。それにモーニング台はほぼ低設定ということもあって、どうにか得たメダルを流すために違う台を打つ知り合いに預けたり、考えられないほどゆっくり打った挙句にトイレなどにいって時間を潰したりしたものだ。

カズキたちはそのまま高設定探しを始め自分はハネモノコーナーに移動する。その頃のぱちんこは今のような高交換率ではなく低交換率が主流できっちりと打てば額は少ないが勝つのは簡単だった。

今でこそハンドルを手で回しているが当時はコインなど隙間に挟んでハンドルを固定した上にアースと呼ばれる通電物をつなげてち出しを自動するのが当たり前だった時代。

止め打ち頻度の高いハネモノでもそれは同じでハンドルのストップボタンに指を添えるだけで楽に打てたものだ。

懐かしい記憶を辿りながら打ち進めていくと、いつの間にか閉店近くになっている。

後ろに飾られたドル箱は6箱にもなった。ざっと3万6千円はあるだろう。なかなかの勝ち額だ。

特に釘が甘い感じはしなかったが、きっちり打てる客などおらず結果的に甘く放置されていたのだろう。

途中で気づいたが、たまに入る2チャッカ―の2回目のハネ開放時には中央のV入賞口への直行ルートを通る仕様になっていた。それに気づいてからは1回目のハネ開放をあえて捨てて2回目だけに集中する打ち方に変えた。これが、かなり良い結果となった感じだ。

名残惜しいが店員を呼び終わりにして店を出た。

軽い足取りで漫画喫茶に戻るとさっそくパソコンを立ち上げる。ちょっと調べたいことがあったからだ。

検索ボックスに今日打ったあのハネモノの名前『ウルトラQ』と攻略というワードを打ち込む。

一瞬で現れた検索結果を上から眺めていく。上位には大手サイトによるスペック詳細などが多く出てくる。だが、このようなサイトには興味はない。探しているのは個人が運営するブログなどの小さなサイトの方だ。

検索結果を下っていくと良さそうなサイトを見つけた。

『ヒロちゃんのパチンコ考察日記』といかにも素人感が溢れるサイト名だが中身を覗くとすぐに使えるサイトだとわかった。

機種ごとの基本スペックから始まり、効率的だと思われる打ち方、仕様からくる攻略ポイント、店で使われる場合の現実的な調整範囲予想などが細かく書かれている。

最近は個人で運営される趣味サイトの方がより詳細な情報がわかることも多くなった。特にマイナー機になればその傾向は強くなる。

この記事では千円辺りのワンチャッカー通過率を『鳴き』、ハネ拾い率『寄り』、役物内に玉が入った場合の当選率を『役物内確率』と当たり前のように使っている。最近の専門誌でもほとんどみなくなった言葉たちだ。

そして記事の最後には『どうせ短命です。もしあったらブッコ抜きましょう』と書かれていた。

その通りだろう。ハネモノは出方が穏やか過ぎて利益にならない。機種の多様性と数合わせために置いているに過ぎないのだ。

今週は店回りに専念するつもりだったが、あのハネモノが今日と同じ調整のままなら見過ごすことはできない。今日出してしまったが半日程度の稼働だったので放置されている可能性はそれなりにあるだろう。

とりあえず朝一であのハネモノを狙いにいって釘が削られていなければやろうと横になった。

翌日、あのハネモノに取るべく少し早めに漫画喫茶を出た。

開店より少し前に到着したが並んでいる客はいない。これならば台を取ることはできそうだ。

ほどなく開店すると真っ先にバラエティーコーナーにあるハネモノを目指す。先客はおらず難なく台を確保することができた。

問題なのは釘が削られているかどうかだ。釘を見る限り変わったようには見えない。昨日の記憶と比べていくが見れば見るほど怪しく見えてくる。

打っていけばわかることだと諦めて打ち出しを始めた。

鳴き、寄り、役物内確率と、それぞれを数値として捉えていき昨日の記憶と重ねていく。今のところ千円辺りで鳴きは約16回、寄りは44/100、役物内確率は4/38という感じだ。

単純に考えていけば千円辺りの250発を消費する間に16回のハネ開放があり、その内の約4割弱が役物内に入り、その1/10で当たりを引けている。当たりまでに必要なのは役物内に10個の玉を送り込むことで、その10個は約2000円で到達する。

当たり一回の平均を600発だと仮定すれば2000円、500発を消費する速度でプラス100玉増えていく計算だ。ハネモノはデジパチより遅いとして普通に打って500発使うのは10分程度だろうか。

ということは1時間程度で700発弱のプラスになる――、などと、ごちゃごちゃと頭の中で考えていく。

だが自信はない。それより早い速度で玉が増えていくからだ。

開店からまだ3時間も経たない内に後ろのドル箱は3箱になった。6000発近くある。

どこかで計算を間違っているのか、それともただ運が良いのか判断出来ずにいると次々と調子よく当たりが続き、その忙しさから考えるのが億劫になってきた。

とにかくプラスになることは間違いないだろう。これ以上の細かい把握はヤメにして目の前の打ち出しタイミングにだけ集中することにした。

データカウンタの数字は時間と共に順調に上がっていく。

だが、さすがに疲れてきた。朝からずっと休憩なしなこともあるが保留管理くらいしかやることのないデジパチと違い、ハネ開放に打ち出しタイミングを合わせるハネモノは特に疲れる。首を回して息を深く吐いた。

休憩がてらトイレに行こうと席をたつ。

用を足していると次回の新装開店の案内が目に入る。どうやら明日は新装休みらしい。

最近のパチンコ店は隔週ではなく毎週のように新装開店と称して店休日をいれている。自分がパチンコをやり始めた頃の新装は3ヶ月に1度程度のものだったのと比べるとずいぶん休むようになったものだ。

席に戻ろうと通路を歩くと場違いに積まれたドル箱が見えてくる。自分の台だが、通路を通る客たちの視線が一瞬だけむく。こんな台で箱を積んでいるのが珍しいのだろう。

さっそく打ち出しを再開してまた玉を飛ばしていく。

事務的な手順を繰り返しているだけだが時折訪れるギリギリの玉の動きに思わず力が入る。

ハネモノは慣れてくるとハネが開放されるタイミング、ゲージ内に打ち出されている玉の強さとその位置、役物内の障害物などのそれぞれの状況から、これは当たる可能性が高い――、という刹那の状況がわかるようになる。

玉の動きを目で追いながら、その先の軌跡を予測して今このタイミングなら――、この開放に間に合えば――と一喜一憂する。玉の動きを楽しむというぱちんこ本来の遊びが詰まっているのが、このハネモノだ。

だが、このよく出来た台は絶滅の寸前の状況にある。

ハネモノは面白い。ある種、完成されたゲーム性を持っている。

しかし、店としては利益が出しにくいジャンルだ。その上で調整が難しくゴトなどの不正に狙われやすい側面がある。手間がかかる上に利益にならないのでは店もハネモノの導入に消極的にもなるだろう。

自分がパチンコを始めた頃も別にハネモノが主流であったわけではない。だが1つのコーナーとして確固たる立場はあった。

パチンコ店にいけばハネモノコーナーがある。あの頃は、それは当たり前のことだった。

そう思えばパチンコ店の様子もずいぶんと変わったものだ。

店内を走り回る子供、紙袋いっぱいの景品をかかえた客とパンチパーマの店員、ラッキーナンバー、モーニング、パッキーカード、アース、閉店保証、設定打ち変えに設定確認、そしてネオン煌めく派手な外観も今は見なくなった。

開店1時間までは交換禁止、持ち玉による台移動不可、客たちの出玉共有の禁止などのハウスルールも消えつつある。

この目の前にあるこのハネモノも次の新装開店ではここにないかもしれない。

ましてや昨日と今日で10万近く抜けている。こんなに出してしまっては釘を削られてしまう可能性は高い。少くともこの台の寿命を縮めてしまっているには違いないだろう。

時間と共にドル箱は増えていく。順調そのものだ。

このハネモノは釘の調整がそのまま結果として出てしまいやすい台だ。勝てる台は順当に勝てるし勝てない台はどうやっても勝てない。抽選結果に依存するデジパチとは大きく異なる部分だ。

ゆえにマイナス調整が少しでも過ぎるとゲーム性が崩れてお客に打ってもらえなくなってしまいがちだ。しかし、だからといって甘めに使えば技術介入を駆使する客が現れてそれなりに出されてしまう。

一般客が打ってそれなりに遊べて技術介入を駆使する技量の高い客たちが打ってもそれなりに収まるような微妙な調整が求められる。

具体的にはハネ開放時のタイミングを見計らった打ち方をしても、しなくても同じくらいの入賞率になるような感じの調整にするべきだろう。ハネに直接絡む釘は削って開放に合わせた打ち出しの効率を悪くし、その上のハネ周りに玉を集める釘自体は広めにとって帳尻が合うようにする感じだ。

しかし、たった1台しかないハネモノにそんな細かな調整を求めるのは難しい。出来ないというよりは、そこまでしないといった方が正しいだろう。

こんな状況で運良く放置されるハネモノがいま目の前にある。

そして、そんな台を目先の金欲しさに食いつぶそうとしているわけだ。

後ろのドル箱を確認すると8箱になっている。金額にして4万円弱といったところだ。使ったのが2千円なので今後ろにあるドル箱分がすべて勝ちになる。十分すぎる金額だ。

今ここでヤメにしてもいいかもしれない。

気休めかもしれないが、このまま閉店まで打ち続けるよりは今の調整のまま残る可能性は高いだろう。

だが、ここでヤメても誰かがやってしまうかもしれない。それに明日は新装休みになる。もう台が外されるのは決まっているのかもしれない。

ヤメるべきか――。そんな考えが付きまとうのにいつまでも玉は飛んだり止まったりを繰り返し続けた。

2010年11月6日 +35000円
7日 +84000円

#28←前話・次話→30G目:孤独な遊戯

(現在地:社会ふ適合/29G目:消えていくもの)

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